印鑑にまつわる話

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この歳で普通の会社の事務員として採用になりシャチハタの印鑑を使う機会に恵まれました。

郵便局の人からゆうばっくや宅配便の人から荷物を受け取るためにシャチハタの印鑑を押します。
それで今日も郵便局の人からゆうばっくを受け取ったのですが、とてもおもしろいことがありました。

私がゆうばっくの受領書にシャチハタの印鑑を押す音だけが響く静かなフロア-に
郵便局の人のオナラらしき音がしたのです。
私は聞こえないふりをしてただひたすらシャチハタの印鑑をゆうばっくの受領書に押しました。
笑いをこらえるのに必死でした。

事務所に戻ってほかの社員の人にこのおもしろい出来事を伝えようとしましたが
今日に限ってあとの二人は何年も先輩のお局様方でした。
それでももしかしたら笑いを取れるかなぁと思い話そうとした時、
お局様の方から「また書類に印鑑の不備があったわよ」との厳しい指摘がありました。

とにかく「申し訳ございませんでした。」とひたすらあやまり、認め印として
シャチハタの印鑑を押そうとしましたところ、それは私が勤務した日ではない日付けでした。

おそるおそる申し出て調べてみましたところ、私に厳しくご指摘なさったお局様の印鑑の不備でした。
私は自分の間違いでもないのに謝ったというのに、お局様はあやまらないのですよ。

私は次に仲良しの社員の人と一緒になったときに
『シャチハタの印鑑を押していた時の郵便局の人のオナラ(らしき音)事件』と
『お局様の印鑑の不備(謝罪無し)事件』を絶対話すぞ、と心に誓いました。

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